歯肉炎の治療と予防法
歯肉炎の治療と予防法について。歯肉炎になると歯周ポケットは3〜5mmまで進み、歯茎はぶよぶよになります。歯磨きのときに血が出ることがあります。歯肉炎がさらに進むと歯周炎となります。症状、原因、治療や効果的な薬を紹介します。
歯肉炎の症状・痛み・原因
健康な歯の歯周ポケットは0.5〜2mmくらいあります。しかし歯肉炎になると歯周ポケットは3〜5mmまで進み、歯茎はぶよぶよになります。歯磨きのときに血が出ることがありますが、歯周炎と違って歯はぐらぐらしませんし、まだ痛みもほとんどありません。
歯肉炎の治療
歯肉炎の治療は、レントゲン撮影や歯周ポケットの測定をし、歯垢や歯石の除去をします。どんな治療法でもプラークコントロールをしなければ効果は表れません。早期発見の場合は歯医者から指導を受けたブラッシングだけで治療できます。初期の歯周病ならば、正しい歯磨きを行うことで回復できます。
歯肉炎の予防
歯肉炎を予防するには何といっても日ごろの歯磨き、歯肉マッサージです。隅々まで歯ブラシで磨き、プラーク(歯垢)を残さないことです。放っておくと1度歯肉炎を治療したことがある人でも再発したり歯周炎に進行してしまいます。毎日のブラッシングで変化していくので、歯と歯の間にある歯肉をこまめにチェックしておきましょう。治療や予防を続けると、大体1〜2週間で変化が見られます。また、定期的に歯科医院で歯石の除去をしてもらいましょう。
歯肉炎の薬
- ●デンテクE 60カプセル
歯ぐきの状態を正常にする3種類のビタミンE、C、K と歯ぐきの炎症をしずめる塩化リゾチーム(酵素)を効果的に配合したのんで効くカプセル剤です。毎日のブラッシングに加え、デンテクEを服用することで、歯槽膿漏・歯肉炎にみられる歯ぐきの出血、はれ、口臭などの諸症状を緩和します。
- ●歯痛薬アンチピオレー
生薬の配合成分により、歯ぐきや口内の腫れ痛みなどの炎症をやわらげる効果のある治療薬です。歯槽膿漏、知覚過敏、歯髄炎、口内炎等の消炎に効果があります。
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