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受け口の原因

受け口は、下顎前突(かがくぜんとつ)や反対咬合(はんたいこうごう)と呼ばれ、一般に下あごの骨が過剰に成長し前方に突出した状態をいいます。下顎前突には、下あごの過度な成長や上あごの成長不十分による骨格性のものと、上の歯が後方に傾斜したり下の前歯が前方に突出している歯性のものがあります。

受け口の原因は、遺伝、口唇裂(こうしんれつ)・口蓋裂(こうがいれつ)、内分泌疾患などの病気や、舌の位置・大きさ、悪い癖が長く続いた場合など様々です。

受け口の矯正・手術

幼少期にあごの前後のずれがみられる場合、下あごの成長を抑制するチンキャップ、上あごの成長を促進させる上顎前方牽引(じょうがくぜんぽうけんいん)装置や機能的矯正装置などを用いて矯正します。歯の位置に異常がある場合には、床矯正装置やリンガルアーチなどの簡単な装置を用いて治療します。

あごの成長がほとんど終わった永久歯列期では、マルチブラケット装置による治療を行い、また必要に応じて歯を抜いて治療をする場合もあります。あごのずれが大きい場合は、外科手術を伴う矯正歯科治療が行われることもあります。 。

受け口の手術 費用 治療期間

受け口の手術・治療を行った場合、一体いくら費用がかかるのでしょうか?

治療期間は1年〜3年くらいかかり、ブラッシング指導も行われます。治療期間が終了して矯正器具を外しても、治療は終了ではありません。器具を外すと歯がまた動いてしまうことがあるので歯を支える骨や歯周組織が安定するまでは固定装置を使って治療を続けます。

受け口の治療費は、口腔外科での 手術に伴い5日〜14日の入院、10万〜20万円くらいの費用がかかります。またデンタルクリニックでの矯正に、2〜3年の治療期間、20万〜30数万円の費用がかかります。保険適用になる治療(外科矯正)もあります。

赤ちゃん・幼児の受け口

子どもの受け口予防は、赤ちゃんの時から、親が気配りをしてあげましょう。赤ちゃんの時から、あごをしっかり運動させることにも注意してあげてください。母乳が出るなら、しっかり与えてあげてください。母乳は乳房をしっかりくわえて、あごを動かさないと、充分飲めません。赤ちゃんが頑張って、あごを動かすので、あごの骨と筋肉が鍛えられます。ミルクで育てる場合は、哺乳瓶の乳首は、あごをしっかり動かせるようなものを選ばれるといいでしょう。

赤ちゃんの受け口は遺伝的要素があります。しかし、親が受け口だからといって、間違いなく赤ちゃんも受け口になるワケではありません。心配のあまり、つい歯固めやおしゃぶりなどを与えたりしがちですが、歯固めやおしゃぶりはそれほど有効とはいえません。ましてや指を突っ込んで赤ちゃんの歯を押したりしては絶対にいけません。

乳歯の前歯だけしか生えてない、乳児の時期は、まだ噛み合せが決まっていないので、受け口のような噛み方をします。でも、心配はいりません。 子供によっては小学校高学年くらいまで受け口だったけど、そのうち治ってしまったという例もあるようです。

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