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歯槽膿漏の症状

歯槽膿漏とは、歯を支えている骨が溶けてしまい、歯茎の出血、腫れ、口臭、歯の揺れ、噛んだときの痛みなどの症状が出てくる歯茎の病気です。

歯槽膿漏の治療

歯槽膿漏は歯の揺れや、歯茎の出血などが最初に現れますが、一般的に行われている歯槽膿漏治療は、ほとんどの場合、症状が現れたところだけ治療して終わりにするその場限りの治療になってしまっていることが多く、これを繰り返していると、だんだんと症状が大きくなり、気づいたときには歯を抜かなければならないところまで歯槽膿漏が進んでしまいます。

最近では歯槽膿漏の薬として、抗真菌剤などを使った治療法(ジスロマックやファンギゾンシロップ)もあり、総合的な治療との併用で効果が出ています。

歯槽膿漏の予防・薬

歯槽膿漏の薬は、一時的に炎症を抑える薬が殆どで、根本的な薬はこれまでありませんでした。ところが最近、歯槽膿漏の原因が実はカビのカンジダ菌が大きく関与していることがわかってきました。歯槽膿漏の患者さんの歯茎や歯の表面組織にカンジダ菌やその胞子が侵入して歯の骨が溶けてしまうのです。従って、歯周病嫌気性菌に抗菌力を発揮する抗生物質と抗カビ剤を歯槽膿漏の薬として用いた治療法が発見されたのです。それは、ジスロマックとファンギゾンシロップです。

ジスロマック(アジスロマイシン)は1日1回2錠、3日間の服用で歯周病嫌気性菌に対して、強い抗菌力を発揮する抗生物質です。ファゴザイトデリバリーという特殊な性質により、感染局所に非常に大量に集結し、より強く、長期的(7日〜14日)に抗菌力を発揮します。副作用が非常に少ない抗生物質であることも、特徴の一つです。

ファンギゾンシロップ(アムホテリシンBシロップ)は、元々は歯槽膿漏の薬ではなく、体内の消化管にカンジダ菌(真菌)が増殖したときに使う薬です。ただ消化管からはほとんど吸収されないので、全身的な真菌感染症には効果がありません。(歯槽膿漏の薬として使用するのには、その方が都合が良いのです。)

口臭の原因の8割は歯槽膿漏

口臭の原因の8割は歯槽膿漏が占めるといわれています。口臭の成分は口の中の細菌が不要になった口の中のたんぱく質を分解して発生する揮発性硫化物です。 通常は唾液によって、不要になった口の中のたんぱく質は適度に洗い流されるので、口臭は起きません。歯槽膿漏の原因である歯茎の中の歯石や汚れが多くなると、歯茎に炎症が起こって、細菌だけでなく、たんぱく質を多く含む血液や膿などが出るので、口臭を引き起こします。

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